レロ夫の飼育箱

レロ夫の、自分による、自分のための飼育日記ブログ。為になることは、何ひとつとして書かれていない。

脱皮を失敗したザリガニ

どうも。レロ夫です。

我が家には、ヌマエビくらいのサイズの頃から育てているアメリカザリガニがいます。名前は、ニオ。


2021年10月30日に9ヶ月ぶりの脱皮をしたのですが、失敗して本来なら固い殻の中にあるはずのエラが飛び出してしまいました。



脱皮を失敗したザリガニ


エラは、水中の酸素を取り込んだり、体内の二酸化炭素を排出するための器官で、人間でいうなら肺のようなものです。


脱皮失敗の原因には、脱皮までに栄養を蓄えられなかっただとか、脱皮時の環境が悪くて上手く出来なかったというものがあります。

栄養については人工配合飼料を与えてたら問題無いと聞く一方、◯◯社のはダメだとかなんだとか、植物性の栄養が足りてないだとかも耳にします。


今回の脱皮失敗の原因を突きとめることは次回の脱皮で失敗しないためにも大切なことだけども、なにがどう作用しているのか自分には分からないので、とりあえずは今出来ること(流木撤去、隠れ家縮小、水草を植え込む →水槽を広くする)からやってみました。


飛び出したエラは、次回の脱皮時に殻の中に綺麗に収まるかもしれないし、飛び出たまま治らないかもしれない。

そもそも、脱皮時までにエラが傷付いて死んじゃうかもしれないし、運良く脱皮時まで生き延びれたとしてもエラに引っかかって脱皮しきれずに死ぬかもしれないそうです。


脱皮を失敗してエラが飛び出た際の対処法として、エラを切除する方法も知りましたが、エラを切除することで血や体液が溢れ出て死ぬこともあれば、切除時は問題なくても次回の脱皮時に切除した部分の脱皮が上手くいかずに死ぬという記事も見かけました。


切除方法も、5度の冷水に入れて麻酔をかけたような状態にしながら布などで押さえ込み、ピンセットで5分エラを挟んで固定してからエラを切除し、切除後はすぐに水槽に戻したりはせずに陸地で5分間過ごさせて止血するというものでした。


切除方法も切除後の脱皮も見て、切除はないな…と思っていたのですが、混泳していたグッピーがエラを食べてしまいニオの体から白く濁ったものが延々と噴き出ていたので「どうせ止血するのなら…」とエラの切除に踏み切りました。


ただ、上に書いた切除方法とは違っていて、自分は冷水に付けませんでした。

既にエラが傷付いていて、体液がどれだけ流出したのか分からない状況で一刻を争うと判断したためとはいえ、ニオは麻酔のない状態で内臓の一部を切り取られたことになります。

切除後に陸地で止血してもらっている間、暗い隙間に潜り込んでジッとしていてくれたのですが、ヒゲの先が乾燥していってカールしていくのを見るのがとても心苦しかったです。

5分間陸地に居るだけで止血効果があるのか眉唾物でしたが、水の中に入っても白く濁った水が出てくることもなく上手く止血できたみたいです。


止血が上手くいっても前述したように脱皮時に切除部分の脱皮が上手くいかずに死ぬ可能性があるみたいなので油断はできません。


エラが傷付くことなく飛び出たまま次回の脱皮時に綺麗にエラがおさまるってのが一番でしたが、グッピーのことがなくても水草や隠れ家に絡まったり挟んだりしてエラが傷付いていたかもしれません。

とはいえ、「いつエラを傷付けて知らない間に失血死するかビクビクするかよりも、次回の脱皮時にもしかしたら死んでしまうかもしれないけれどもエラを切除した方がいい」と思ってエラを切除した訳ではなく、一刻を争う事態を目の当たりにして慌ててエラの切除を選択したので正直今も何が正解だったのか、本当にこれで良かったのかと頭を抱えたくなります。

だけども、レロの選択で身体の一部を失いながらも頑張って生きてくれてるニオを見ていると、どういう経緯であれ自分がした選択や行動を後悔するのはニオにとても失礼だし胸を張らないとだよね。


自信も無いし不安だらけだけども頑張ります!


2021/11/28 追記

エラの切除から約1ヶ月が経ちますが、今のところ特に問題はありません。

後日、エラ切除後のニオちゃんの記事を書かせてもらいます。^^ノ


↓サムネイル用画像

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