レロ夫の飼育箱

レロ夫の、自分による、自分のための飼育日記ブログ。為になることは、何ひとつとして書かれていない。

育てていたザリガニを解体して食べました

アメリカザリガニのニオが、2022年11月29日に亡くなりました。


自分は、自分の血肉の糧となってもらい一緒に生きていけたら…という願いから、飼育箱の子達が死んだ際には出来る限りその身をいただくことにしています。

ニオも例外ではなく、その時がきたら食べようと心に決めていました。


 
育てていたザリガニを解体して食べました


ニオが亡くなる直前の映像があるのは、この動画を作成しようと思って撮ったものではありません。

死を受け入れる直前まで、脱皮を無事に終わらせて元気になってくれると信じていました。


んじゃ、なんで食べるために調理する過程や解体中の画像があるんだって話なんだけども、これについて正直に話すと、友人へのネタにしたから。

今から育てていたザリガニ食うわって、動画と画像を送り実況しました。普通の精神状態ではなかったと思います。


その最中に気付いたことや死因と思われること、外殻を綺麗に残せるかもしれないことなど、興味深いことがたくさんあった旨を友人に話した際に、動画投稿してみたら?と言ってもらえたので、この動画ができあがりました。


身をいただく際の調理方法は、15分茹でるというものを採用しました。

茹で始めは、「なんだか可哀想」という理由から塩を入れていませんでしたが、食べるならできる限り美味しく頂こうと思いあらため塩を後から投入しました。


茹で上がったニオを前に思ったことが「どうやって食べよう?」でした。育ててきた子に対して普通はそんなこと思わないですよね。

だけども、そう思った理由は「遺骸を出来るだけ傷付けたくない」という偽りない気持ちからでした。


遺骸を傷付けたく無いと言うのなら食べるという行為に至ることに矛盾が生じるけども、マンション住みで埋めてあげられる土地もなく、公園や河川に埋葬することは法律で禁止されているのもあって、このまま腐らせたりゴミとして処分するよりかは食べて弔う食葬が自分の中で一番ベストな判断です。


今回、ニオを食べる過程で知れたことがこちら。


・ヒゲやハサミを欠損した場合は脱皮時に新しく生えてくることがあるが、エラを欠損した場合は再生しない。

(画像正面から一番左側のエラが切除した部分)


・ザリガニが肥満になった際、頭部内部の消化器官周辺にツブツブとした脂肪がつく?


・いびつではあるが胃石があったことから脱皮前だったのは間違いない。

(画像の右側にあるものが、胃石)


これらのことは、解体しないと分からないことだったので知らないままニオとお別れするよりも知れてよかったと心の底から思っています。


この動画内の0:54頃にあるように、ニオは足をワキワキと動かす脱皮前の行動をよくしていました。


ザリガニの脱皮が失敗する要因として、飼育環境も大きく関与しますが、上に挙がっているエラの欠損・肥満・胃石の大きさも脱皮の失敗につながります。

それに加えて身体のあちこちにバーンスポットも見られたので、ニオの死因は自分の飼育方法や管理がなっていなかったせいとしかいいようがないです。



今回、元々食べる予定はあったとはいえ、標本にする予定は皆無でした。

だけども結果的に、ニオのことをより知れた上に、外殻を残すことができて自分はとても満足しています。


しかし、過去の脱皮殼が風化して色素が抜けたり崩れたりしていっているのと同じように、外殻もいずれは風化して崩れていってしまうと思います。

その際には、ハサミや足に入っている肉も無駄にせぬよう、全てをすり潰して粉末にした後にいただこうと思っています。

いくら風化してきていたとしても形あるものをすり潰すのは流石の自分でも想像しただけでも辛いので、そんな日が来なければいいのにと願ってます。

それまでしばらくは、自分のわがままでしかないけれども、ニオには今の姿のまま側に居てもらいます。


ニオは、本当に不思議なザリガニちゃんです。

グッピーやドジョウを襲わないだけじゃなく労っているかのように見える瞬間を何度も目にしました。

過去には、亡くなったグッピーの遺骸をニオが食べるかも知れないからとニオの目の前に置いたことがあるのですが、気付くとニオの隠れ家から離れた水槽の端に移動されてたことがありました。


本当にニオは不思議な子で、この子以上に可愛いと思えるザリガニにはもう出会えないと確信してる。

たくさんのことを教えてくれてありがとう。

育てさせてくれてありがとう。

ニオから学ばせてもらったことを次の子に活かす…ということは生涯ないけども、ニオとの日々やその記録が誰かの目に止まり、興味を持ってもらって、なんらかの役に立ててもらえたらいいな。


↓サムネイル用画像

ご無沙汰しています。

どうも。レロ夫です。

特に前置きもせずに長い間休んでました。


YouTubeの方では、金魚達が次々と病気になり助けられなかったこと、アメリカザリガニのニオが亡くなったことを動画で報告していましたが、

muragonの方で何も音沙汰もないまま失踪していてすみませんでした。


たくさんの人達に飼育箱の子達を見て可愛がってもらったり応援してもらっているので、別れの際にはきちんと報告をしなければ…と思いつつ、生前の動画や画像を見るのがとても悲しかったり、事実を文字に起こすのが辛かったりで、「もうこのままブログも動画投稿もやめようかな」と一時は削除や閉鎖のことまで考えていました。


だけども、自分が塞ぎ込んでいる間も飼育箱の子達はどの子も可愛くって魅力的で、もっとみんなに知って欲しい好きになってもらいたいっていう親バカ感情と欲がふつふつと湧き上がってきて、こうしてブログに戻ってこれました。


しばらくは、ブログ投稿していなかった分の上記にあるような暗い内容の記事が続く予定です。

吹っ切れるはずなんて無いのですが、ここはひとまず自分なりにけじめをつけて前を向いて進むことにします。

僕が愛した能登半島の夏。

どうも。レロ夫です。^^ノ


2022年7月末から8月頭にかけて、実家がある石川県にハニーと2人で行っていました。

初めて弟夫婦の家にお邪魔したり、久々の花火を遠くから眺めたり、イカキングに会いに行ったり…と濃厚な時間を過ごしてきました。


曽祖母と祖父の葬式にも一回忌にも駆けつけられなかったので、お線香だけでも…と思って行ったはずが、久々にみんなの顔を見て話するのに夢中になり過ぎて、仏壇に手を合わせないまま帰ってきた大馬鹿野郎でございます。←


毎回、石川県に行くたびに、

「今度はいつ来れるんだろう?」

「いつまで、ハニーは付いてきてくれるだろう?」

と思いながら、いろんな風景を目に焼き付けてる。


…っていうのもあって、2022年の夏は、レロ夫ママにかなりワガママを言って、能登半島の思い出の土地めぐりをしてきましたw



僕が愛した能登半島の夏。


いつも車の中から遠目で見てた名所達を、車から降りて間近まで行って見れてすごく楽しかったし、めちゃくちゃ感動したっす!

レロ夫ママ、いろんなところ連れて行ってくれてありがとう!!


ハニーにずっと見せてみたかった、砂浜も、波打ち際も、シーグラスも…全部全部叶えられたのも満足満足。

自分の好きなもの好きなこと好きな場所って子どもにも伝えたいよね。


大人になったハニーがこの時のことを覚えているかは分からんけども、この動画がハニーが大人になった頃にも残っていて色々と思い出してくれたら嬉しいな。


…ん?なんかレロ夫が大病か何か患ってそうな文面になったがそんなことないからな!元気だぜ!!笑


なんにせよ、夏や海が恋しくなってきてる人もいるだろうから、レロの愛した能登半島の海をお裾分けしてやるんだぜ!堪能してくれたまへ!^^ノ


↓サムネイル用画像