レロ夫の飼育箱

レロ夫の、自分による、自分のための飼育日記ブログ。為になることは、何ひとつとして書かれていない。

ほんの数時間で容態が急変した金魚の話

我が家の金魚達が体調を崩していたので、長らくブログとYouTubeをお休みしてました。


2回に分けて記事を書くのは辛いので、2回分を1つにまとめています。凄く長くなってしまって申し訳ないです。


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ほんの数時間で容態が急変した金魚の話


なるべく暗い内容にならないように、できるだけ淡々と経過報告できるように努めたけれども、今の自分にはこれが精一杯。


最初のスレ傷に対する初動が遅れたことと、その後の隔離スペース内の水質が良くなかったことが重病化した原因と考えています。

隔離スペース内のタンクメイトとしてラムズホーンを入れることが多いのですが、今回隔離した子達は底に沈んでいることが多かったので、ラムズホーン達に登られたりして体力を削られないようにと入れなかったのですが、今となってはどちらが正解だったのか分かりません。


発症した病気は、ツリガネムシ症(白いイボ)と、エロモナス病(ヒレ裂け、腫瘍、ポップアイ)で、それらの発症に伴い、沈没病や転覆病の症状がでたのだと思われます。


コミュニティでポックス病発症と書きましたが、ポックス病の白いイボ(=乳頭腫瘍)は、こんな短期間で消失したりはしないので間違いです。この場を借りて訂正します。


今回の動画では、金魚が体調を崩す時や各症状を発症するまでは本当に一瞬だということと、それらの症状が快方するのもまた一瞬だということを伝えられるよう編集しています。

使用薬品や薬浴期間等について動画内では触れていませんが、ポップアイ気味だったことから隔離スペース内でグリーンエフゴールドリキッドを使用していました。


動画内で「楽にしてあげた方が良いんじゃないか」と、金魚を絞め殺そうと思ったということをいっていますが、言葉のあやでは無く本音です。

実際、直接命を奪う度胸も気量無いので今後も生き物に手をかけることは無いのかも知れませんが、目の前で苦しむ子を自分の手で殺して終わらせることは時によって推奨されることであり、飼育者として果たさないといけない義務のようなものだと自分は考えています。


だけども、やっぱ、できる限りあらがいたいし、育てている子達にはうんと長生きしてほしいや。


とりあえず、生きているか不安で夜中に起きて確認する行為が、本当に安否を確認するための行為なのか、はたまた自分が一刻も楽になりたくて死を待ち望んでいるゆえの行為なのか訳分からなくなって来たので、この動画を一区切りにできるだけ夜中は無理に起きずにしっかり眠ろうと思います。


このひと月、一番大変だったのはもちろんフミヤ君とさらちゃん自身なんだけれども、自分もかなり精神ゴリゴリに削られましたw

こうして文章内だけででも「w」を付けて、少しずつ前に進んでいかないとやんね。

動画投稿やブログをお休みしてる最中、いつも以上に飼育箱の子達と自分自身と真剣に向き合いまくれた気がするっす。

さ、次回からはいつも通りのレロ夫で居られるよう頑張るぜ!^^ノ


2022年10月23日 追記


残念ながら、さらちゃんが亡くなりました。


フミヤ君の調子はだいぶ戻って来ていて、もうしばらく隔離して様子見後にみんなと同じ水槽に帰ってもらいます。


現在は、しあかが調子を崩しています。


水換え頻度や、給餌量・餌の劣化、濾過材の使用感などを見直しましたが、特に問題点は見つかりませんでした。

ただ、レロ夫の飼育箱を立ち上げて間もない頃から金魚水槽に入れている流木がだいぶ朽ちてきていて、それが原因で水質悪化に繋がっている恐れがあるので撤去しました。


命の無い"物"とはいえ、自分はこの流木が好きでしたし、間違いなくこの流木は生きていたと自分は思っています。

思い出がたくさん詰まった流木を処分するのはとても心苦しいですが、金魚達が調子を崩している今、出来る限り原因と思われるものは取り除きたいので断腸の思いで処分しました。


さらちゃんを助けられなかったことが、とても悔しいです。

フミヤ君やしあかが元気になれるよう、引き続きいつも以上に観察しながらお世話していきます。


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誤飲、腫瘍、転覆病、激痩せ…その後の報告【金魚】


たくさんの子達が苦しんで、助けてあげられなかった子…死んでしまった子もいるのに、「トラブル」だなんてそんな言葉で言い表していいものかと悩んだけれども、「困難」「苦しい」「不運」「災難」などの意味を持つ言葉だそうなのでこの言葉を使用しています。

決して軽々しく考えたり思ったりしての言葉選びではありません。ご容赦ください。


フミヤ君、さらちゃん、しあかの転覆病の原因は隔離ケースでの薬浴中に水質が悪化したことによってエロモナス症を発症したのだと思います。

別ケースにての隔離中はグリーンFゴールドリキッドを使っていましたが、メインの金魚水槽に移ってからは薬浴はしていません。

自分がやったことといえば、換水頻度を多くしたり日によってごはんの種類を変えたり…といった最低限のことだけで、あとは魚達本来の生命力や治癒力のおかげで今があります。


殿君の死因については、遺骸をいろんな角度から見てみたり、お腹を開いて内臓の様子も確認しましたが検討もつきませんでした。

遺骸を動画に載せるのはいろんな理由から宜しく無いと理解していますが、それ以上に、自分では気付けなかったことを教えてもらえたら…知りたい…といった気持ちが強くて踏み切りました。

どんな些細なことでも構わないので、お気付きの点がありましたらどうかご教示ください。


自分的に引っ掛かっているのは、オイカワムツちゃんやマドジョウ君の不調の原因が、ごはんと間違えて(?)小石を誤飲したり、激痩せしたりと、どちらも食べ物に関するトラブルだったということ。

どうか、そうであって欲しくはないと思いつつ、殿君の死因が「ご飯や栄養が足りていなくて、餓死してしまったのでは」という疑いを捨てきれない自分がいたりします。


なんにせよ、不調に気づいてあげられなかったこと死なせてしまったことをいつまでも悔やんでいると前に進めなくなっちゃうので、

フミヤ君達の僅かな変化に気付いてあげられたこと、それに対して正解に近いだあろう対応ができたこと、快方に迎えたことを誇りに思いつつ奇跡を祝わせてください。


亡くなった子もいるのに、動画冒頭からさっそくふざけ過ぎではと自分でも正直思っているけれども、辛いこと悲しいことがあっても飼育箱も家の中も相も変わらず動き続けていて、その中で楽しいことや可愛らしい一面が見れたりして癒されることもたくさんあるので、

悲しみに暮れながら喪に服すのも大切なことだけれども、自分が本調子じゃない間の飼育箱の子達の様子も同じように大切な思い出なのだから封じたくないなと思って、出来るだけ明るい内容で愛らしい姿をお届けできるよう気をつけました。


まだまだ未熟者なこんな自分ですが、これからはもっと今以上に飼育箱の子達の細かな変化にも気付いて対応できる飼育者になれるよう頑張ります。


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フミヤ君のように腫瘍が出来てしまったり、背曲がりを起こしてしまって、自分のように金魚ちゃんの命を諦めてしまいそうな方にこのブログや動画が届き、希望になれば…と思います。


痛々しい画像ですが、画像検索から似た症状を探す方もおられると思うので画像を何枚か貼っておきます。


尾びれ付近の右側に出た腫瘍


背曲がりと沈没病を発症


回復して泳げるようになるも、腫瘍の痕のようなものが体内に残ったまま

噛まれて当然!クサガメの静かな怒り

どうも。レロ夫です。^^ノ

我が家には、可愛い可愛いクサガメの女の子がいます。名前は、んがめ姐さん。


2022年7月14日に卵を5個産んだ んがめ姐さん。

今回の動画は、その時に撮ったワンシーン。



噛まれて当然!クサガメの静かな怒り


別に意地悪をしようだとか一切思っていなかったんだけども、んがめ姐さんに申し訳ないことをしちゃいました。orz


思いっきりネタバレなんだけども、んがめ姐さんがせっかく産んでくれた卵を目の前で落としちゃったんです。

だけども、自分が文字通り身を削って産んだ卵を落とされたって知ったら、姐さんがショックを受けてしまう…と思ってできる限り平常心を保ったんだけども、姐さんの様子を見る限り勘付いてるっぽかったです。orz


ほんと、クサガメちゃんって凄く賢いなぁって思えた瞬間だったので、たくさんの人たちに亀だってとても感情豊かで、いろんな表情を見せてくれるってのを知ってもらいたくて、お蔵入りにはせずに動画投稿しました…とかそれっぽい理由つけるレロ夫はクズ野郎なんだぜ!^^ノ


↓サムネイル用画像

クサガメの卵をレントゲンにあてはめると?

どうも。レロ夫です。^^ノ

我が家には、大きな大きなクサガメの女の子がいます。名前は、んがめ姐さん。


2022年7月19日に、1回目の産卵報告とお腹の中にまだ卵が9個残っているという動画を投稿したのですが、あれから全然産卵報告をしていなくてすみませんでした!


↓↓↓ちなみに前回の動画はコチラ↓↓↓


何度も鳴くクサガメ。難産を疑い病院へ…注射→無事産卵!


結論から言いますと、あれからポツポツとひと月半かけて全部の卵を産みきった…と思います。

思いますって言ったのは、産んだ卵の数をちゃんと確認できていないから。orz


本当は、動物病院に行ってレントゲン検査をしてもらって、本当に卵を全部産みきったかどうかを動画にした方がいいんだろうけども、あまりにも前回の報告から日にちが空いてしまったので、これ以上日が空いてしまわないように一旦現状報告させていただきました!


産んだ卵の数をちゃんと確認できていないといいつつ、今回、レロ夫がずっとやってみたかったことをしてみた結果、全部卵を産みきったと考えても大丈夫なことも分かりましたので、気になる方は是非是非動画を最後までお楽しみくださいな! 



クサガメの卵をレントゲンにあてはめると?


…とかいいつつ、こっちでネタバレするんだけどねw


レロ夫がやってみたかったこととは、

実際に生まれた卵の画像を切り抜いて、レントゲン画像にあてはめること!


これによって、左右の卵管の中の卵がどういう順番で出てくるのかだとか、お腹の中で卵管がどのように収まっているのかだとかを知れる…気がするんす!笑


あとは、今後レントゲン画像を見た時に、どういった卵の並びだと安産や難産になりやすいだとかを知れるようになりたいな…って思っとります。


今回、レントゲン画像にあてはめていって分かったのは、2022年7月14日分の産卵は全て右の卵管から出てきたということ。

今回偶然そうなっただけかも知れないけれども、左右の卵管から交互に押し出されると思っていた自分にとっては、片方の卵管から続けて卵を産む(こともある?)と知れたのは嬉しい収穫です。



動画内の画像には左右確認のための印が映っていませんが、画面右側に「R」の印があったので右側の卵管からで間違い無いです。…が、自分の中では腑に落ちなかったりします。


っていうのも、ニワトリなどの鳥類のほとんどは右側の卵巣・卵管が退化していて、左側の卵巣と卵管から卵を作り産卵に至るそうです。


それに加えて、んがめ姐さんが産卵に至れるようにカルシウム剤を注射してもらったのは左腕。


この2つから、んがめ姐さんが最初に卵を産む時は左側の卵管内の卵を産むと思っていただけに、今回の結果は予想外で結構引っ掛かってます。


ニワトリだけに、ケッコウ コケッコーってね?w


まぁ、鳥類と爬虫類と近い生き物と言いつつも、爬虫類は左右に卵巣と卵管を有してたりと、やっぱり全然違う生き物なんだし、鳥類の右側の卵巣や卵管が退化してるからといって爬虫類もあまり発達してないかも?ってのは早計だったね。


今回右側の卵管内の卵から産卵したのは、んがめ姐さんが右利きだから…とかもあるのかな?

今後も変態的親バカ目線から、んがめ姐さんのことをもっと色々と勉強してあきらかにしていくんで、皆さんちゃんとついてきてくれよな?^^ノ


↓サムネイル用画像