レロ夫の飼育箱

レロ夫の、自分による、自分のための飼育日記ブログ。為になることは、何ひとつとして書かれていない。

金魚水槽の心配事いろいろ(2021/01/18)

どうも。レロ夫です。^^ノ


我が家には、川魚達が混泳している金魚水槽があります。
金魚水槽では、赤白短尾コメットの殿君をはじめ、マドジョウ、タモロコ、オイカワムツ(?)、三ツ尾和金、ラムズホーンが暮らしています。


今回は、そんな金魚水槽の愉快な仲間達のことで不安に思ってること心配していることをザックリと動画にまとめました。

金魚水槽の心配事いろいろ(2021/01/18)


動画ではまとめきれなかったことをブログで補足してはいますが、それでも伝えきれないことはあると思うので、なんなりとコメント欄で聞いてやってくださいな。


・オイカワムツの背曲がり
2019年6月15日に、クソ浅い小川でガサガサしたときに連れ帰ってきたオイカワムツ(…だと思う魚)。当時は5cmほどの幼魚でしたが、今では10cmくらいに成長しました。
寿命は4年ほどだそうでまだまだ若いはずなのに、背曲がりをおこしてきています。
普段泳いでいる時には真っ直ぐになっているのですが、その場で止まって泳ぐ時に尾ビレが上の方に曲がってしまうタイプのもの。
上から見た時に身体がくの字やS字に湾曲するタイプの背曲がりを見てきたことのあるレロ夫ですが、今回のタイプの背曲がりは初めて。
背曲がりには、老化や骨折、病気によるものの他に、紫外線不足やビタミン不足から来るものがあって原因の特定は難しいのですが、オイカワムツがまだ若いことから紫外線不足やビタミン不足によるものが原因だと自分は思っています。
紫外線不足にしろビタミン不足にしろ自然界で生きていたらそんなことにはならなかっただろうから、ちゃんとした飼育環境を用意できないのであれば連れ帰るのは罪深い行為だなと改めて反省しています。


背曲がりは一度引き起こると元には戻らないと聞きます。実際、タイプは違いますが今まで背曲がりや首折れを起こした魚達が真っ直ぐに戻ることはありませんでした。
が、背曲がりや首折れを起こしてからも1年半以上生きてた子達もいるのでオイカワムツを寿命まで生かせるよう頑張ります。


・三ツ尾和金の生育具合
2020年10月30日に、レロ夫ママに買ってもらった7匹の三ツ尾和金。内ひとりを残念ながら死なせてしまいましたが、他の子達は元気にスクスクと育ってくれています。
が、6匹居るうちのひとりが他の子達よりも成長が遅く、お迎え当時はみんな同じ大きさだったのに、今では大きさがひと回りほど違ってきています。
理由は、ご飯を食べるのが苦手で、ご飯を上手に食べられない→成長できない→自分より大きな子がご飯を横取りする→成長できない …といったスパイラルに落ちてたみたいです。orz
と言うわけで、その子だけを毎朝隔離してゆっくりご飯を食べられる時間を設けています。
ご飯の食べ方を見ていると、死なせてしまった天ちゃんという和金の食べ方ととても似ているなぁ…と懐かしくなります。
今後も他の子達よりも注意して観察していきます。


・背ビレが欠損している子の今後
我が家の三ツ尾和金達はヨリナシといって、本来、なんらかの理由によって商品にはならない子達も、選別して捨てたりはせずに入っているよっていう水槽からお迎えした子達。なので、ショップではお目にかかれないような変わった見た目の子もいます。
背ビレの一部が欠損している奇形な子達も、自分はユニークで愛らしいなと気に入っています。
が、背ビレの一部を欠損している子は成長と共に背ビレが消失することもあるそうです。なので、ピョコンと立っている背ビレが見れるのも今のうちだけだったり…?
その兆候なのか、背ビレの一部が根本からへたって今にもポロッと取れてしまいそうな子がひとりいます。
消失するっていうのが自然に取れるってことならいいけども、腐って壊死したり…という感じなら消毒したニッパーで切り落とそうと思います。正直、今からもう怖いです。
できたら自然と取れてくれることを祈るばかりです。


・ヒレの奇形の生育具合
ヨリナシ三ツ尾和金達のヒレの奇形はいろいろで、背ビレの欠損だけではなく、尻ビレの左右の大きさが違っていたり、尾ビレがクシャッと折れてたり閉じていたり、変なところからヒレが生えていたり…。
ヒレが奇形だと、上手く泳げないせいか運動量が多くて痩せ気味になってしまったり、ひどい時には衰弱死してしまうこともあります。だけども、生まれ持ったハンデを全くものともせずにムチムチな健康体な子もいます。
なので、奇形だからこうだ!と決めつけるんじゃなくて、
奇形だからこうかもしれない。→やっぱりそうだった。or 思っている以上にたくましかった。って少し様子を見て、その子その子の傾向や生きる強さを感じとるのも大切だなぁと思えた。
なんにせよ、今は大丈夫でも成長と共にそうじゃなくなるかもしれないし、日々の観察は怠らないようにします。



奇形であっても、ちゃんと整えられた飼育環境やその後に見合った食事方法を用意できれば、外敵の居ない水槽内なら生きていけるし、ヒレの奇形はさほど気にするような問題じゃないと思う反面、
自分は今まで、ただでさえ何も問題がないたくさんの魚達を死なせてきているのに、それぞれ違ったハンデを持っている奇形の子達を育てられるのか?とヨリナシ水槽の子達を迎えいれたことを自責しています。
飼育者として未熟なのに…と、未熟だけども頑張ろう!が混在してて自分でも凄く情けなくなります。
「自分は飼育者としてまだまだ未熟なんで…」とアホみたいな言い訳をしない飼育者を目指していくんだぜ!^^ノ


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前は、ショップに並ぶ金魚の多くは選別された子達であって、その裏には商品にならないと判定された子達がたくさんいることを悲しく思っていたけども、
こうして実際に、商品価値がない子も含まれてると言われるヨリナシ水槽から迎え入れた子を育ててみると、今まで「気にかけたことのなかった」ことがたくさんあるのを気付かされました。
多様性は素敵なことだけども、奇形を奇形とせずにそういう種類だとしてしまうと、飼育方法や管理の共有がもっと多量で複雑になるなとか。ある程度同一の方が「愛玩動物」としては扱いやすく、扱いやすいことは「愛玩動物」として繁栄するためには割と重要であって、不幸になる子も少ないのかなとか。


上手く言えないけども、ショップで金魚達の種類や色合いやらをパッと見てお迎え出来るのって凄く便利だよね!
ヒレの左右の形やら大きさ、ヒレの付き方まではレロは見てなかったし、なんなら、ヒレは左右均等な形と大きさなのが当たり前で、ヒレが変なところから生えることがあるだなんて思いもしなかったからなぁ。


スーパーで安心して野菜やお肉を買えるのと同じように、ショップで安心して生き物をお迎えできるんは背景に選別してくれてる人がいるからだって感謝してはこそ、その行為を憎んだり蔑んだり、ましてや悲しむってことはしちゃいけないね。恩恵を受けている身なら尚更。


なんにせよ、便利な世の中に感謝しつつ、奇しくも選別に漏れてしまった命やら野菜やら物やらと、なんらかの形で巡り会えた時には、その御縁を大切にしたいものです。


↓サムネイル用画像

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