レロ夫の飼育箱

レロ夫の、自分による、自分のための飼育日記ブログ。為になることは、何ひとつとして書かれていない。

奇形で生まれたグッピーの一ヶ月

ある女の子のグッピーが初めて赤ちゃんを産みました。生まれてきた5匹の内2匹の赤ちゃんグッピーは奇形として生まれてきました。
今回の動画は、奇形として生まれたグッピーの1ヶ月の記録です。

奇形で生まれたグッピーの一ヶ月


初めての産仔で赤ちゃんを5匹を産んだ お母さんグッピー。
2度目の産仔では、赤ちゃんを10匹産みました。
ひとり死んでしまったとはいえ、2021年3月現在14匹の赤ちゃんグッピーがいます。
この子達が全員大きくなれば水槽は過密になります。


ちなみに、身体が大きいメスのグッピーは1度に100匹以上の赤ちゃんを産むこともあります。
全員を大人まで育てきるのは甲斐性なしの自分にはできません。


5匹のうちの2匹が奇形の時、奇形の子も大切に育てきるんだろうけども、
100匹のうちの2匹が奇形の時、全員を育てられない時には間引きをしないといけません。
そうなった時に、真っ先に奇形の子を間引くであろう自分が凄く嫌です。



『血が濃くなったのなら、新しいグッピーを迎え入れればいい』のかもしれません。
そうすれば奇形の子が生まれる確率は一時的に減らせらでしょう。
だけども、新しいグッピーを迎え入れたところで、お母さんグッピーが1度に100匹以上の赤ちゃんを産むかもしれないことに対する間引き問題は残ったままです。


本音を言うと、もうグッピーを繁殖させるのは辞めたい。今居るグッピー達が寿命で死ぬまでを見届けて、グッピーを育てるのを辞めたい。


稚魚の数を数えては、なくなった命を悲しんだり、奇形で生まれた子の生涯を嘆いたり、大繁殖した時に適正数になるように間引いたりするのが物凄くしんどい。
死んだ命や奪う命に対してどんどんと罪悪感やらが薄れて、無心で選別するような自分になってくのも怖い。


レロ夫が真剣に悩んだり考え込んだりするのって、いつも問題や課題にぶち当たってからやんね。orz
今回、どうするべきか悩んでいるのも『奇形』という目で見える形で表面化したからだし、そろそろグッピーの飼育を「やめる」のか「続ける」のか、決着をつけないとね。


里子に出すと言う選択肢は自分にはありません。
手放すことを無責任だと自分が思ってしまうのってのもありますが、それよりも、血が濃くなり過ぎたことによる先天性異常や先天性疾患を持っているかもしれない子を他所の家に送り出して、相手さんの家のグッピー達に何かあってもいけないので。
我が家のグッピー達がなんらかのキャリアではない自信は無いしね。


命を預かるということ、繁殖させるということについて、この記事が考えるきっかけになれば嬉しいです。


↓サムネイル用画像


この子の場合、尾びれが綺麗にそろっていなくて、尾びれの上の方が欠けていてありません。
そして、本来なにも無いところからヒレが生えています。

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