どうも。レロ夫です。＾＾ノ
え？タイトル詐欺だって？…うーむ。言われてみたらそうかもしれんが、まぁ、我慢してくれ。((おいw

人間もなる？名前のない病気【金魚】

人間も魚も、普段はなんでもないことが、ある時フッと重みに感じたり苦痛に感じたりして、身体の不調となって出てくることがあるよね。

せき、鼻水、喉の痛み、発熱…と聞くと、ほとんどの人が「風邪」を連想すると思うけども、実は「風邪」っていう名前の病気は存在しないんだってさ。
…ってのも、それらの症状が出る原因の病原菌やら病気があまりにも多過ぎて特定するのがほぼほぼ不可能ってことで風邪症候群って言うそうな。ほぇー。

いろんな種類の小さな魚を全部ひっくるめて雑魚(じゃこ/ざこ)って言うのと似てるね！

…とまぁ、話がズレたけども、
人間が風邪を引くように、魚もコレと言った病名は無いけども調子を崩すことがあります。

魚が調子を崩す大きな原因は、水質が悪くなった・水温が急激に変わった・水槽内のレイアウトや環境が変わった・ストレス・魚同士の相性やいじめなどなど。
他にも、ケガや老化やら身体的なものから調子を崩すこともあります。

調子を崩している時は、ご飯を食べなかったり、底に沈むことが多くなるので、免疫力が低下したり、底に擦れることで鱗や体表を怪我することもあります。
そうなると、白点病や赤斑病、オグサレ病やらなんやらと魚達の病気としてメジャーな、病名がついた病気にかかりやすくなります。

人間が風邪を引いた後に長引いて、肺炎になったり、気管支炎になったりするのと似ているよね。

人間が風邪を引いた時は「かぜ薬」を飲んだりして安静にすると思うけども、
魚達にとっての「かぜ薬」ってなにに当てはまるんやろうね？
薬浴や塩水浴やらもあるけども、ただでさえ水質の変化やらに敏感になっている状態でそれらをすると、場合によっては更に負荷をかけてしまうこともあります。

んじゃどうするの？って話ですよね。
今回、レロ夫は、今までいた水槽と同じ飼育水が入った水槽に隔離してみました。お薬も塩も入れていません。
免疫力が下がっているのなら新たに病気にさせない為にも清潔な水を用意すべきだ！と思うかもしれませんが、レロ夫は「水質変化による負荷をかけない」というのを最優先にしました。

動画の終盤で紹介しましたが、今回調子の悪い魚を隔離した水槽には、他の魚(ウキゴリ)が暮らしています。
ウキゴリ達はいずれ金魚水槽で混泳できたら…と思っていて、普段から水換えの際に金魚水槽の水をウキゴリ水槽に足して水に慣らしています。

本当は他の魚に病気をうつしたり、他の魚から病気をうつされたり…ってのを防ぐために、こういう時に限らず普段から混泳の際には注意が必要なのですが、糞や餌の食べ残しがある程度分解できる(=水質を保てる)環境が出来上がってる場所で安静にする方が水換えによるストレスを与えずに済むのではと考えてウキゴリ水槽で隔離をしました。

結果的に好転したから良かったけども、あのまま良くなることなく死なせていたら、「この方法は間違いだ！」っていうことになるしでいろんな面で難しいなぁと思う。
生きていれば正解であって正義であって、死なせてしまえば不正解であって悪になる。

犬猫や亀やらを育てる時に、空気中の酸素濃度やら大気の汚染やらを気にする人ってほぼ居ないと思うけども、
魚達を育てる時には、魚達が普段触れている水の中に含まれる酸素やら水質やらを気にしないとだから、病気の時には何が正解で何が間違いで何を信じたらいいのか分からなくなる。

犬猫が病気の時に吸っている空気がいきなり毒ガスになることはなくとも、
魚達が病気になった時に居る水が飼い主の采配で毒水になることがあるって恐ろしいよね。

犬猫と違って苦しんでても撫でられない。触れ合って不安を取り除いてあげられることもできない。
調子を崩す子に立ち会う度に、魚を育てるのは本当に大変で、もうこれ以上育てるのはしんどいって思うんだけども、元気になってスイスイと泳ぐ姿を見てると、それまでの不安やら苦悩が吹き飛んで、側でこうして眺められることに喜びを感じたり。

大きな池やら湖なら、そんな水温や水質が大きく変わったりすることもないんやろうなぁ。
小さい狭い水槽でレロ夫が金魚達を育てたい！って我儘を言うて、それに付き合ってもらってるんやから弱音ばっか吐かずに、この子達が健康的に生きられるように頑張らないとやね！

なんにせよ、人も魚もしんどくなった時には、ごちゃごちゃと慌ただしい場所から離れて、安静にジッと休むのも大切ってことで。
…無理矢理まとめとくんだぜ！！(笑)

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